SSブログ

スキー・ジャンプの竹内拓さんが難病告白 『チャーグ・ストラウス症候群』とは? [医療時事]

スポンサーリンク




スポンサーリンク




日本男子。メダルおめでとうございます。リアルタイムでは見ていませんが大々的に報道される日本人選手の活躍には同じ日本人としてとてもうれしいですねヽ(*´∀`)ノ
竹内.jpg

そんな選手団のなか、『竹内択』に心配な報道が、、、、。

引用元:NHK NEWS WEB – ジャンプ竹内 重い病気明かす
スキージャンプ男子団体で銅メダルを獲得した竹内択選手は、試合後の記者会見で、重い病気を抱えながら大会に臨んでいたことを明らかにしました。

竹内選手は先月、ワールドカップ遠征中に高熱やせきが止まらなくなって緊急帰国し、血管障害の難病の可能性が高いと診断を受けたということです。
竹内選手によりますと、この病気は「チャーグ・ストラウス症候群」という、120 万人に 1 人がかかるといわれる難病で、40 度近い高熱やぜんそくの発作などの症状が出るということです。

竹内選手は帰国後、およそ 2 週間入院して症状は改善しましたが、今も薬を飲みながら治療を続けています。
会見で竹内選手は「 メダルを獲得したら、病気を公表しようと思っていました。家族の支えがあってオリンピックの舞台に立てた。同じような病気と戦っている人に勇気を与えられたらうれしい 」と涙を浮かべて話していました。


まずこんな状態で競技に参加していたことと、その気迫、取り組む姿勢に感動します。

このチャーグ・ストラウス症候群はアレルギー性肉芽種性血管炎という病気の国際名です。医療に携わるぼくも聞いたことのない病気。それもそのはず珍しい難病でした。

ぼくも知っていた病名に結節性多発動脈炎(PN)というものがあり、症状がおんなじじゃんと感じたのも束の間。これはPNと違って肺動脈にも進行する血管壊死性の病変が確認できるんだとか。恐ろしい。つまりは血管あるところにはすべて障害が起きる可能性があると意味しています。つまりは全身です。

生存率、、、なんて話縁起でもないですが、きになるところ。ガンなどでは『5年生存率』なんて表現も使われますがこの疾患の5年生存率は70パーセント前後と決して予後良好とは言えません。治療も進行を遅らせるための対症療法(ステロイドなどの免疫抑制療法には比較的反応がいいんだとか)のみで確立したものはないのです。症例が少なく研究も進まないからこそ難病指定なんですね。

このように有名人が何らかの病気にかかっていると知ったからその病気に興味を持つ。これは自然なことで仕方のないことです。そもそも一般的には知る機会がないですからね。

良い意味で疾患がメディアに露出されるのはいいことですが、浅知恵のみを仕込んで、実際に罹患している方に対して偏見などが生まれないことを祈ります。


スポンサーリンク



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

人気ブログランキングへ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。