イエローストーンは本当に噴火するの？

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噴火が差し迫っているとのうわさが拡散している米イエローストーン国立公園（Yellowstone National Park）。


しかし今回のこの超巨大火山について、専門家たちは大規模噴火が差し迫っていることを示すデータはないと反論していることがわかりました。

火山学者たちは、これまで大量の地質データを収集した結果、現在火山が落ち着いた状態にあることを示していると述べています。

ネット上では同公園内でバイソンの群れが逃げていく動画がネットで拡散しており、数日後にはこの30年で最も大きなマグニチュード4.8の地震が起き、噴火の噂に火がついたのですが

イエローストーンの広報担当者は「バイソンやヘラジカ、その他の動物も最近、公園から出て行った。この時期には食料を求めて標高の低い場所へと移動するもの。後で帰ってくる」と述べ、これも否定しています。

またイエローストーンでは年間1000から3000回の地震があるそうで、地震自体は珍しいことでもなく、たまたま大きめの地震が来ただけだとの見解。

現地に常駐している学者や、地震計などでの計測の分析では、イエローストーンの火山は休止期にあるということ。

火山に詳しい学者たちは
「少なくとも1万年以内にはない」
「カルデラのサイクルは数百万年ほどで、その後は休止状態に入る。近い将来に大噴火が起きるとは思わない。少なくとも100万から200万年以内には」

と現在、差し迫った状況にはないと口を揃えているということでとりあえずは安心なんでしょうかね。

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