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豚インフルエンザ H1N1型を人工的に脅威のウイルスに?! [医療時事]

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今年もインフルエンザが猛威を振るいましたが、去年ほど流行に対しての報道も少なかったような気がしますね。

インフルエンザにも多くの型があることを知っている方も多いでしょう。

米国に拠点を置く日本人研究者が2日、H1N1型インフルエンザ(別名:豚インフルエンザ)ウイルスを改変し、ヒトの免疫系を回避できる変異株の開発に成功したことを明らかにしたというニュースがありました。
インフル.jpg
同研究を行っていたのは、米ウィスコンシン大学(University of Wisconsin)のウイルス学者、河岡義裕(Yoshihiro Kawaoka)教授。

今回の研究結果はまだ論文としては発表されていないということですが多くの波紋も読んでいるそうです。

なぜかというと、免疫系を回避するウイルス。つまり必ず感染してしまい発症する可能性も大きいということ。

このため、河岡教授の研究に危険なインフルエンザウイルスの作製を目的とする「議論を呼ぶもの」と断じ、「(研究を)知る一部の科学者らは恐怖を感じている」と指摘しているというのです。

河岡教授自身は、は

「適切な管理下に置かれた研究室で、免疫を回避するウイルスを選別することにより、2009年(に流行した)H1N1ウイルスが免疫系を回避することを可能にする重要な領域を特定することができた」と説明したそうです。

確かに。この領域を発見したということは、ワクチン開発をする際に、より選択性を持った効果的なワクチンを作れるということにつながるとも同意なのではないでしょうか。

世界保健機関(World Health Organization、WHO)にも研究について報告を行っており、好意的な反応が得られていると主張したとのことで、悪用されることを前提ではなく前向きに捉えることがいいのではないでしょうか。

同じような論議としては、

2011年と12年には、オランダと米国の異なる研究チームが、H5N1型鳥インフルエンザの感染力を高めた変異株の開発に成功したと発表し、激しい議論が勃発したようです。

この際も、ウイルスがテロリストに悪用されたり、誤って研究室から流出したりする恐れがあると批判を受けていたんですね。

これも一理ありますがね。

ウイルス株の情報が漏洩してしまえばたいへんなことになります。免疫系を回避するってことは防ぎようがないものですし、健康であればまだしも栄養状態のわるく、体力のない子供に向けられたテロなんて起きたら一大事ですからね。

適切な管理のもと、正しいことに使われてほしいですね。


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